試験結果は、1週間後
試験結果は、ぼくの場合は修了試験からちょうど1週間後、電子メールと郵便の両方で通知されました。
いくつになっても、試験結果を待つ間のドキドキ感は、変わらないものです。ぼくにとっては、久々の感覚が新鮮でした。
この後の、無線従事者免許の申請手続きについては、講習が始まった時に申請書類をすでにJARDに郵送しているので、申請手続については、JARDが代行して行います。返送用の封筒も提出しているので、あとは従事者免許証が送られてくるのを待つだけです。
また、試験結果の通知と同時に、JARDの受講者交流サイトHAMtte(ハムッテ)のログインIDも通知されるので、その利用ができるようになります。
実は、このサイトがさらなる1級取得に関してかなり、使えるサイトになっています。
従事者免許証は郵送で
合格通知の1週間後に、郵送で従事者免許証が送付されてきます。
封筒の中身は、免許証のみで、他には紙1枚入っていません。
完璧なお役所仕事という所でしょうか。
従事者免許証は、時代によって変わってきていますが、今は、富士山と桜の模様が入ったカード形式になっています。
ぼくの場合、表紙の日本国政府の文字が印象的な電話級時代の免許証とラミネートフィルムでコートされた若干安っぽい第3級の免許証と3枚揃ったことになります。
従事者免許証は、終身免許なのですべての免許証が有効ということになるようですが、電話級と3級の免許は、事実上意味なしですね。
14MHz帯の追加申請
2級の資格を取得したことによって、変わることと言えば、送信出力が大きくなることと、送信可能な周波数帯が増えることです。
ぼくの場合、使用している無線機が10W出力なので、変更できることと言えば、14MHz帯と10MHz帯で運用可能になるわけですが、ぶっちゃけ10Wでここに出るつもりはありません。
それでも、せっかく上級資格を取ったので、両周波数帯を追加する周波数変更の申請を行いました。
申請は、今はすべてインターネット上の「届出システム Lite」で可能です。ただ初めてだと入力の仕方が結構難しく、合っているのかどうか不安なまま、とりあえず申請しました。
2週間ほどで、サイトを確認すると、「審査終了」状態になっていましので、大丈夫ということなのでしょう。
古い無線機をお使いの方はご注意を
実は、今年の初めに手持ちの免許状を確認した所、昨年の8月で期限が切れていることに気がつきました。
電波自体は、ここ3年ほど出していなかったので、無免許運用にはなりませんでしたが、切れてから半年以上経ってしまっていたため、再免許にはならず新たに開局手続きが必要でした。
ところが近年、電波法が改正され平成19年11月以前に製造された無線機で新たに開局しようとすると、
スプリアス確認保証
というものを取らないと、開局できないという自体に直面しました。
これはいわゆる技適証明とは、別の話で結構ややこしいことになっています。
ぼく自身、これを無視して総務省に電子申請をした所、当然の事ながら申請を突っ返され、その後JARDでスプリアス確認保証を受け、さらに2度ほど修正を求められた上で、やっと再度の開局にたどり着くことができました。
スプリアス確認保証とは
ここで、スプリアス確認保証とは、と語りたい所ですが、これが各個人の状況によって、かなり面倒なことになっているので、以下のJARDのサイトでご確認下さい、ということでご勘弁ください。
スプリアス確認保証は、JARDとTSSの2箇所で行なっているようですが、ぼくはJARDを利用しました。
ただ、このJARDのサイトだけ見ても、結局自分は、何をすれば良いのか、多分よくわからないと思います。
その場合、ぼくもそうしましたが、とりあえずWebから申請をしてみることをお勧めします。
間違っていれば、JARDからメールにて指摘してくれるでしょう。
色々、考えるよりその方が早いと思いますよ。
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