近所の試験会場でCBT試験
判定試験に合格すると、最終的にサイトの管理者から最後の試験である、修了試験の案内が送られきます。
この最後の試験は、中間試験、判定試験と違い、自宅での受験ではなく最寄りの試験会場に出かけての受験になります。
ですので今までの試験のように気楽に受けるというより、少し緊張する場面になります。
特にCBT試験を今まで受けたことがないという方は、どんな状況なのか気になると思いますので、以下でご説明します。
CBT試験って何?
CBT試験というのは、全国約200箇所にあるパソコンが複数台用意された試験会場で、様々な資格取得を目指す人が、一斉に受験するというものです。
ですので、試験会場に行っても、周りの人が何の試験を受験しているのかはわかりません。
試験会場は、少し大きな街のパソコン教室などが使われていることが多いようです。
ただ、いつでも好きな試験会場で受験できるわけではなく、交通の便の良い場所にある会場などは、早めに埋まってしまうこともあるようです。
なのでギリギリのスケジュールで受講していると、いざ受けようという時、遠方の受験会場しか空いていないということもありますので、そのためにも余裕を持ったスケジューリングが必要になります。
試験会場はガラガラ
私が受験した試験会場は、雑居ビルにあるパソコン教室のような所でした。
受験者は、私を含めて3人だけで、非常にひっそりとした受験となりました。
特に緊張するような状況ではないのですが、やはり見慣れないパソコンやマウスを使って、シーンとした中での受験は、それなりに緊張します。
筆記用具を初めとする私物は、一切使いません。パソコンの他は、用意されたペンと計算用紙1枚のみです。
ただ、パソコンの操作は、特に難しい所はありませんので、急がず落ち着いて受験するだけです。
試験問題は、どんなのが出るの?
試験問題は、パソコン上に表示されるだけですので、当然持ち帰ることはできません。
ですので、法規10問、無線工学20問の内、初めての問題が何問程度あったのか、記憶が定かではないのですが、それぞれ数問は、ありました。
正直、意外と初めて見る問題が多いな、という感想は持ちました。
(もちろん教科書には載っていますけど)
合格ラインは、60%ですので、法規は6問、無線工学は12問の正解が必要とされます。
もし、判定試験、中間試験の問題の暗記だけで何とかしようとすると、仮に初めての見る問題の率が2割とすると、法規8問、無線工学16問の内から、法規6問、無線工学12問を正解しないといけなくなります。
すると合格ラインが75%に上がってしまいます。(まぐれ当たりを考慮にいれても70%以上)
これをどう見るかは、人によると思いますが、やはりある程度幅広く教科書を読んでおく必要はあると思います。
2時間30分もかかりません
一応、制限時間は、法規60分、無線工学90分ですが、どんなにゆっくりやっても、そんなに時間はかかりません。
また、悩んだ問題は、だいたい最初に正解と思ったものが正しかったりするので、あまり考え込んでも意味はないでしょう。
ぼくの場合は、30分程度で終了させました。
パソコンをログアウトさせて、係員に終了の旨を告げて、試験会場を後にします。
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